洋上風力発電アクセス船(Crew Transfer Vessel=CTV)は、洋上風力発電のO&M(運用および維持管理)作業員を洋上風力発電に安全に輸送するための目的特化型の交通船です。双胴船型で厳しい気象海象条件の下でも洋上風力発電施設へ作業員を安全に移乗させることが可能です。CTVはまた、洋上風力発電の建設、試運転他でも使用されます。
当社は日本におけるこの分野のパイオニア企業として、大型船舶型アクセス船のJCAT ONEを2013年12月以来、福島浮体式洋上ウインドファーム実証研究事業で運航しています。また、港湾内や岸壁からの至近距離に立地される洋上風力発電向けに小型船舶型アクセス船をPORTCAT ONEを開発して、銚子沖着床式洋上風力発電実証研究で運航しました。現在は北九州のバージ型浮体式洋上風力発電の実証事業に投入されています。