運航タグボート

タグボートテクノロジー

最新鋭で高機能なタグボートテクノロジーで安全な曳船サービスを支えます。

 当社は、横浜・川崎地区、千葉地区および横須賀地区に、主にハーバー作業に従事するハーバータグボートと主にエスコート作業用のエスコートタグボートを配備しています。両タイプのタグボートとも、Zペラにより高い旋回性能と曳航力を発揮しています。タグボート船隊全船には消火設備が搭載されているのに加えて、AIS(船舶自動識別装置)、潮流計、サテライトコンパスを組み込んだデイライトレーダー、衝突予防装置、コンピューター管理の警報装置などが装備されています。これらの最新鋭の航海計器や機器は、全方位的な船舶の位置確認、動静把握、作業性能の改善、陸上での位置把握などを可能にし、海上安全サービスを高度化するのに役立っています。

 当社は、様々な作業内容、用途に応じた船体構造を持つタグボートを開発、導入しています。
 ハーバータグボートの分野では、近年の船舶の大型化に対応し、より安全で効率的な曳船サービスを提供すべく、4000馬力超のエンジンを装備したタグボートを増加させるなど、船隊全体の高馬力化を進めています。
エスコートタグボートの分野でも、当社が造船所と共同で開発した球形船首構造を持ち船速16ノットを超える超高速タグボートや、大型危険物船の離着岸作業や海難救助にも力を発揮する4400馬力のタグボートなどを導入してきました。

 これに加え、環境性能面では、CO2、NOx、SOxなどの有害物質の排出量を削減するため、環境負荷のより少ないタグボートを継続的に開発、就航させることを方針としており、近年は船型の改良等によるCO2排出量削減を進めてまいりました。2013年9月30日には、環境負荷低減型曳船(エコタグ)として電気推進併用( ノンバッテリー型)ハイブリッド曳船「銀河」を就航させました。

東京汽船
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